VTuberはオワコン?オワコン問題を考える5つのポイント

VTuberについて調べるとオワコンという評価につき当たる確率が上がります。

過去にVTuberに熱中していた人がオワコンという評価を下すようになっていることも珍しくなく、熱中する人とのギャップが鮮明になります。

しかし、市場としては成長傾向が続いているのも事実で、一部の評判と市場全体の流れは切り離して考えることが大切です。

武道館Live成功などVTuber市場は拡大傾向

VTuberオワコン問題を考える場合に重要になるのが、実際のVTuber市場の成長性です。

2019年12月には大手VTuber事務所、にじさんじがVTuberによる日本武道館Liveを成功させているほか、VTuberがテレビ番組に出ることも珍しくなくなりつつあります。

イベントを含めた市場は拡大傾向にあり、オワコンとは言えない状況になっているのです。

VTuberの人口自体も増加傾向で、一般の人が手軽にVTuberになれるアプリなども増えています。

VTuberがYouTube以外の活動の機会を増やしているのは大きなポイントで、今後さらに身近な存在になっていく可能性が高くなります

小規模なイベントも開催されている

武道館Liveなど大きなイベントが目立つ一方で、小規模なカフェを借りたコラボ企画なども珍しくなくなっていて、中小企業や個人勢VTuberが参加することが珍しくなくなっています。

YouTubeなどのオンラインでの活動だけでなく、オフライン、リアルでのイベント開催も増加傾向にあります。

ネットの口コミなどが頼りになることが多いものの、意外と身近に触れられる機会は増えているのです。

ライブ配信やイベントも盛り上がっている

VTuberはYouTubeだけにとどまらず、様々なライブ配信プラットフォームにも進出しています。

YouTube以外では「Tuber」と言う名称が使えないためVライバーと名乗ることが多くなりますが、プラットフォームの看板を担うような存在も誕生しています。

YouTube以外のライブ配信プラットフォームではオーディションイベントや、テレビ出演、声優やアプリデビューをかけたイベントが開催されているのが特徴です。

ファッション誌のコラボレーションなども誕生していて、YouTubeだけを追っていてもトレンドが追いきれない状態です。

オワコン問題を考える場合は、オワコンを語る人がYouTube以外の情報を確認できているかが重要なポイントになっています。

スーパーチャットなどの収入も増加傾向にある

VTuberの収入で何かと話題に上がることが多いのがスーパーチャットです。

YouTube配信やプレミア公開を通して投げ銭ができるのが特徴で、コメントを目立たせる機能も存在します。

配信中に投げられたスーパーチャットは金額が表示されるうえ、上限が1日5万円までとかなり大きくなっています。

システム上目立つようになっているだけでなく、独自ツールを開発してスーパーチャットの金額をチェックする猛者も存在するほどです。

VTuberのスーパーチャット市場も拡大傾向にあり、ホロライブ所属の桐生ココさんが収益化配信を行った際に1時間で1千万円以上のスーパーチャットが投げられたことでも話題になりました。

収益化に時間がかかったなど複数の要因があげられますが、それだけ投げ銭を投げると言う文化が定着してきている証拠でもあります。

大手のVtuberの場合、月のスーパーチャットの収益が100万円を超えることは珍しくなく、人気の一端を垣間見ることができます。

オワコンを理解するポイントは黎明期の期待感とのギャップ

VTuberがオワコンといわれる理由を理解するためには、黎明期とのギャップを考えることが大切です。

VTuber黎明期は様々な技術を持った人たちがVTberとして活動し、交流も活発に行っていました。

そのため、様々なジャンルの最新技術などが混ざり合い、新しいことが出きる予感や希望に満ちあふれていたのです。

しかし、実際に技術の普及が進めば、新しい技術に出会える頻度は減ります。

技術の普及により、技術を持たない一般に近い人がVTuberになれるようになったのも影響しています。

クオリティや将来性を期待する人からすれば、一般の人が多く参入し、配信の品質や内容でプラスの面が見えなくなるのは苦痛になっていったからです。

刺激に慣れるのが人間であり、配信、しかも雑談やゲーム中心の文化が盛り上がるとそもそものVTuberの魅力がなくなってしまったと感じる人もいます。

期待が大きかっただけにギャップが激しくなり、オワコンだと考える人が増えた面があるのです。

オワコンと言われながら続いている文化も多い

VTuberオワコン問題を考える場合は、VOCALOIDなどの文化もチェックするとさらに理解がすすみます。

他ジャンルでもオワコンと言われながら成長を続けている市場は珍しくなく、文化として続いていることもあるからです。

裾野が広がることで話題性が薄れるだけで、イベントやコラボレーション企画などは頻繁に見るというケースもあります。

特別感にこだわるユーザーからすればオワコンに見えても、一般ユーザーにはより身近な存在になることは珍しくありません。

VTuberは一般に普及する過程にあり、イコールでオワコンといえる状況ではないのです。

オワコンという言葉が気になってしまった場合は、全体がどうなっているかをチェックするのがおすすめです。

まとめ

VTuber市場は拡大を続けていますが、過去にVTuber市場に大きな希望を持っていた人からすれば全く違う方向性に拡大しています。

一般化を嫌い、新しい技術の誕生を喜ぶ人にとってはオワコンに見えてしまいます。

しかし、実際にはVTuber関連で新しい産業なども生まれているため、最前線はチェックし続けなければわからないことも多いが現実です。

自分がなりたい、楽しみたいと考えるのであれば、オワコンという言葉を気にする必要は余りないのです。